不器用があっても、前向きに

運動支援くらぶ「コーディネート」では、診断の有無に関わらず運動が苦手なお子さんを対象として休日の遊び支援を行っています。

できる・できないに関係なく誰もが意欲的に運動でき、達成感や自己肯定感を味わえる場を目指しています。

子供たち自身でその日の目標を決め、活動後に振り返りを行います。

SST(社会生活技能トレーニング)やCO-OP(日常作業遂行に対する認知オリエンテーション)のエッセンスも取り入れつつ小集団活動を行うことで社会性を磨き、不器用があっても自信をもって日々の生活を過ごしていけるように私たちはサポートしています。

 

粗大運動

歩く・走る・ジャンプする・なげる等、体全体を使って遊びます。おなかや手足を鍛えたり、リズムに合わせ、タイミングよく適切な体の使い方を学びます。

 

微細運動

書く・切る・つまむ等、細かな運動を使って遊びます。両手指の細かな動きや力加減を学びます。


社会生活技能

開始時自らノートに目標を書き、最後に振り返りをおこないます。みんなの前で発表し、共有することで適切な行動や言動を身につけます。

過程志向(bottom-up)型   アプローチ

深部感覚と呼ばれる運動によって得られる骨や筋肉等の感覚、重力や回転・加速度を感じ取る前庭感覚、目の動きも日常生活や学習面での困難さに大きく関与します。

課題前のウォーミングアップとしても眼球運動や深部感覚のトレーニングを取り入れることもあります。

家族支援

ご家族様の悩みを傾聴しながら、あらゆる視点から子供の‘‘今”をとらえ、未来についてともに考えます。

活動参加(top-down)型 アプローチ

縄跳び、リコーダー、調理など学童期において必須となる作業や道具を用い、少しでも苦手意識が軽減するようスモールステップで楽しく学びます。